
乳がんで闘病していた時に治療費の支援も看病も一切しなかった夫が離婚に応じてくれない――。韓国の女性がこのほど、オンラインコミュニティにこんな投稿をし、多くの共感と怒りを呼んでいる。
投稿のタイトルは「がんを患い回復するまで、夫も義実家も何もしてくれなかったら離婚すべきか?」。
それによると、女性は結婚8年目で乳がんと診断されたが、夫は事業のために海外におり、3年後に全財産を失って帰国するまで一度も戻らず、その後も自分の実家にいた。
その実家は「がんが感染するから同じ料理を一緒に食べてはいけない」と大騒ぎする始末で、手術費用も全額、女性が負担した。
夫婦は財布も別で財産もない。女性は、これからは各自の道を歩めばいいと思っているが、夫は離婚に応じないと言っている。
女性は「私は自己管理を徹底してきた。それでも病気で外見に気を使えなかった時の、夫の不満そうな顔が忘れられない」と心情を明かした。
極めつけは、夫の「襟元の伸びたTシャツで歩き回るな」という言葉。女性は「付き添いもしてくれなかったのに、どうして一人で病院に行くために着飾らなければならないのか。到底許せない」と語っている。
ネットユーザーたちは「話し合いなんて無駄。弁護士に相談して訴訟で決着を」「そんな相手とこれ以上一緒にいる意味はない」と、女性の背中を押す声が多く寄せられている。
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