
ソウルに住む子どもを持たない共働き夫婦(DINKs)の女性が11月6日、オンラインコミュニティに「経済的に余裕がないなら子どもを持つべきでないのか」と投稿した。低出生率と経済不安に揺れる若年層の葛藤を象徴しているとして注目されている。
投稿者は夫と1.5ルームの集合住宅で暮らす共働きの女性。子どもを持たないことは結婚前から決めていた。それでも近所で親子連れを見かけると心が揺れ、迷いもある。
夫にはまだこの気持ちを話せていない。もし自分のわがままで子どもを産んだら苦労するのは目に見えており、子どもに申し訳ない。でも、将来2人きりで年を取っていくのも寂しい気がしている。
この投稿にあるネットユーザーは「貧しくても愛情を持って育てれば幸せな子に育つ」とコメント。一方で「苦労を知っているなら同じ境遇を子どもに繰り返すべきでない」と否定的な意見も見られた。
また「裕福な家庭の子どもが必ずしも幸せとは限らない」「経済力が全てではない」といった声もある半面、「子どもを育てる責任を軽く考えるべきでない」とする意見も寄せられている。
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