
ソウル大学大学院で学ぶ女性が指導教授から性的な発言を受けたとSNS上で告発し、学内の人権センターが調査に着手した。教授は「事実ではない」と強く否定し、法的対応も検討している。
大学院博士課程に在籍していた自然科学大学所属の女性は最近、自身のSNSに「指導教授から『好きだ』『お前と寝たい』といった言葉をかけられた」とSNSに投稿した。
当初「冗談だろう」と受け流していたが、「繰り返し言われ、強要されていると感じるようになった。同じ女性である私を権力でどうにでもなる道具のように扱った」と訴えている。
また、女性が教授の要求に応じなかったことで、研究室の実験や学会発表の場から排除されたと主張している。
この告発を受け、大学側は学内の人権センターを通じて調査を開始。問題の教授に対する事情聴取などが進められている模様だ。
教授はnews1の取材に「調査中なので詳細は話せないが、真実は明らかになるはずだ」と疑惑を否定。該当のSNS投稿について法的手段を検討していると付け加えた。
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