2025 年 4月 7日 (月)
ホーム社会「お前がうつ病になったのはお前の実家のせい」…韓国・妻の実家に責任転嫁・治療費を請求したトンデモ夫

「お前がうつ病になったのはお前の実家のせい」…韓国・妻の実家に責任転嫁・治療費を請求したトンデモ夫

(c)NEWSIS

夫の無関心が原因でうつ病になったのに責任を妻の実家に転嫁した夫との離婚を決意した韓国の女性のエピソードが4月1日放送のYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で取り上げられた。

女性は大学時代に出会った年下の夫と早くに結婚。親が購入してくれたマンションで新婚生活を始め、卒業前に出産した。夫は就職し、専業主婦として育児に専念してきた。

しかし結婚後、夫の態度は一変。家計簿を細かくつけるよう求めたり、生活費を出すのを渋ったりした。妻と子どもには無関心で休日はゲームざんまいだった。

夫が勤務していた地方のまちで、一人孤独に子育てをしていた女性はうつ病を発症。自殺未遂で数カ月間の入院生活を送った。

ところが夫は、うつ病の原因は「実家の育て方が悪いからだ」として実家に治療費の支払いを求めた。

女性は「もう耐えられない。離婚したい」と話し、「マンションは夫名義になっているが、取り戻せるか」「中学生の息子を私が育てることはできるか」と質問した。

出演していたチョン・ボソン弁護士は「民法で、配偶者やその直系尊属から著しく不当な扱いを受けた時や、その他婚姻を継続し難い重大な事由がある時は離婚請求が可能」と回答。「今回のケースは夫に責任があるとして離婚を申し立てられる」と述べた。

マンションについては「名義に関わらず、結婚生活中に形成された財産は共有財産と見なされ、親が購入したものでもマンションの維持に貢献していたなら分割対象となる」と説明。子どもの親権も「中学生なら本人の意思が最も重視される」とした上で、「夫が育児にほとんど関わってこなかった点などを強調すれば親権獲得の可能性は十分ある」と助言した。

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