
「君は黒すぎるわね。子どもは少し白く産みましょう」──。
結婚を前提に交際していた男性の母親から、初対面で放たれた言葉にショックを受けた20代女性の体験談が、韓国のオンラインコミュニティで広がり、公憤を呼んでいる。
投稿者の女性は「結婚の話が出始めたころ、彼の母親に初めて会った。すると開口一番、『肌が黒すぎる。今どきはみんな美白に気を使っているのに。せめて子どもは白く産もうね』と言われた」と記した。
女性はあまりのことに言葉を失ったというが、隣で聞いていた彼氏はただ「苦笑いするだけだった」と語った。後に女性が怒りをぶつけても、彼氏は「母さんが言っただけだろ。最近お前、確かに日焼けしてるし」と、逆に女性を責めるような言い方をしたという。
この出来事に対し、女性は「これは“ご先祖様が止めてくれている”というサインなのか、それとも私が過敏すぎるのか分からない。アドバイスがほしい」と投稿を締めくくった。
投稿には、共感と怒りのコメントが相次いだ。
あるユーザーは「無礼な発言をした母親よりも、それを軽く流し、女性を責めた彼氏の態度の方が深刻だ。仮にも結婚相手として迎えようとしている人に対して失礼きわまりない。彼氏は母親の失言について代わりに謝罪すべきだった」と指摘。
また別のユーザーも「親は変わらない。でも夫になる人が間に入って調整できれば女性側の負担は軽くなる。彼はその責任を放棄している」と批判した。
さらに「いまが最後のチャンスだ。逃げたほうがいい」「あの反応では、結婚してももっとひどいことが起こる」「後から仕返ししようなんて思わないで、すぐに離れるべき」など、“即別れ”を勧める声も多数寄せられた。
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