
結婚後に舅が認知症であると知った韓国の女性が「安定した生活を望んで結婚したが、自分の人生を介護にささげるとは思わなかった」と語った。
この話は11月16日、韓国の法律系YouTubeチャンネル「ヤン・ナレ弁護士の相談所」で紹介された。
女性は結婚2年目で、夫の安定した職業と家庭環境を理由に結婚を決めた。だが結婚後に初めて会った舅から「あなた誰?」と問われ、初めて認知症だと知った。
夫に「なぜ教えてくれなかったのか」と尋ねると、「誰でもなる病気だし話す必要はない」と開き直り、介護を一方的に押し付けてきた。
「家にいるなら父の世話をしろ」「経済力目当てで結婚したなら役目を果たせ」などと発言はエスカレートし、モラハラも始まった。
精神的に限界を感じた女性は離婚を検討中。ヤン・ナレ弁護士は「介護の責任は直系家族にある」と指摘し、「離婚時には介護の押し付けが有責事由になり得る」と助言している。
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