韓国の春川(チュンチョン)地裁は、傷害の罪で起訴され、一審で執行猶予付き有罪判決を受けた被告の女性(52)の控訴を棄却した。
判決によると、被告は2022年7月6日、江原道平昌(ピョンチャン)郡で、被害女性(57)に罵声を浴びせながら頭髪をつかんだり膝蹴りしたりするなどして全治2週間のけがをさせた。
被告は被害女性とその妹が、自身の交際相手と不適切な関係にあると疑い、「あなたと妹は私の男と浮気したのではないか」と暴言を吐き、暴行に及んだとされる。
一方、被害女性も抵抗し、被告の頭髪をつかむなど暴行をはたらいたとして裁判にかけられた。
一審は、被害女性の主張に信ぴょう性があると判断し、被告に懲役8月・執行猶予2年を言い渡し、被害者には30万ウォン(約3万3000円)の罰金を命じた。
被告はこれを不服として控訴したが、控訴審では「一審の判断に誤りはなく、事実誤認や判決に影響を与えるような過ちはない」として棄却された。
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