2024 年 6月 13日 (木)
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麻薬性医薬品ゾルピデム服用で事故、韓国で相次ぐ

被害自動車の後部車のドライブレコーダーに撮られた事故当時の映像(JTBCキャプチャー)(c)news1

韓国大田市(テジョンシ)で2月、40代女性が運転する乗用車が逆走し、60代女性を死なせる事故が発生した。加害女性は麻薬性医薬品「ゾルピデム」を服用して車を運転していたとみられるものの、JTBCのインタビューに「何も覚えていない」と主張している。

被害者は事故当日、癌で6カ月前に亡くなった息子の納骨堂に行ってきた母親だった。

国立科学捜査研究院の鑑定結果、40代女性の血液は多量のゾルピデム成分が検出された。警察は女性を薬物服用による危険運転致死などの疑いで検察に送致した。調べに対し、女性は「うつ病のためによく眠れず、ゾルピデムを処方された」と供述している。また、ゾルピデムは事故前日に1錠だけ飲んだといい、「医師が前日の夜に飲み、8時間経てば大丈夫だと言っていた」と釈明した。ただ女性が覚えているのは「靴を履いたこと」で、ハンドルを握ったことさえ覚えていないという。車からゾルピデム薬の破れた袋が発見された。

韓国ではゾルピデムに関連した交通事故が絶えない。先月26日にはソウルでも40代の男性がゾルピデムを飲んで運転し、歩道のフェンスと電柱に衝突した。

ゾルピデムは不眠症治療剤として知られ、15分以内に効果が現れるほど強力という。医師の処方が必要で、ゾルピデムを飲んでハンドルを握るのは飲酒運転と変わらないと指摘されている。

(c)news1

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