2024 年 12月 9日 (月)
ホームライフスタイル高級おまかせレストランの「韓牛」ブランド、「マート」の底力示す

高級おまかせレストランの「韓牛」ブランド、「マート」の底力示す

ロッテマート提供©MONEYTODAY

韓国で最近、ソウル・清潭洞(チョンダムドン)の韓牛おまかせレストラン「ウーオル(WOOWOL)」で韓牛マニアたちを魅了したブランドがある。ロッテマートが売り出した「マーブルナイン」だ。1++等級の内でも最高等級のBMS9韓牛を比較的安い価格で販売し、毎日満席だ。BMSとは牛肉マーブリング(霜降りの入り具合を数値化したもの)等級を1~9まで数字で細分化したものだ。100頭のうち1、2頭程度だけがBMS9等級を受けられる。

ロッテマートのプレミアム韓牛ブランド「マーブルナイン」は、正式販売を8月に控えたプレミアム韓牛ブランドだ。しかし、レストランのどこにも「ロッテマート」という表示は見当たらない。その背景には「ロッテマート」のブランドパワーではなく、商品競争力だけで消費者に評価されようとする「関心急募プロジェクト」という意図が込められている。

MZ世代職員2人からなる「関心急募プロジェクト」のコンセプトは、20~30代消費者にロッテマートの競争力ある商品をポップアップストアやコラボ等で販売することだ。職員たちが自発的に作った集まりであるため、特に販売目標や終了日は決められていない。それでも、プロジェクトが開始されて2カ月で、1次プロジェクトである「ワインプロジェクト」を成功させた。現在は2次(韓牛)、3次(スイカ)プロジェクトまで進められている。

マーブルナインを初めて販売した場所もロッテマートではなく、プレミアム韓牛おまかせ食堂である「ウーオル」だった。

ロッテマートは7月の1カ月間、「ウーオル」でポップアップストアをオープンし、14種に及ぶマーブルナインの韓牛おまかせメニューを販売することにした。

最近、20~30代に「ホットプレイス」として浮上している狎鴎亭(アップクジョン)ロデオ通りの近くにあるためか、高い価格帯にもかかわらずMZ世代の来店が絶えない。

ロッテマートが高級おまかせレストランに自信を持ってメニューを出したのは、商品性が優れていると判断したためだ。

ロッテマートは他の大型スーパーとは違って、MDが直接競り場に出て、最高級韓牛を競り落とすのがプレミアム韓牛の分野での強みになっている。

©MONEYTODAY

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