2024 年 6月 23日 (日)
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飲酒客、レンタル自転車・キックスケーターで帰宅すると「飲酒運転です」

4月26日、ソウルの路上でタクシーを利用する市民©news1

会社員のキムさん(30・女性)が、ソウル地下鉄・駅江南駅近くで会議を終え、シェアサイクル「タルンイ」に乗って帰宅した。午前0時近くまで約1時間タクシーを呼び続けたが、配車されなかったからだ。

キムさんは「(タクシーの)配車を30回も試みた。お酒はほとんど飲んでいなかった」と説明した。

◇飲酒後の自転車・電動キックスケーター運転は罰金

新型コロナウイルス禍から本格的に日常が回復しつつあるが、タクシーがつかまらずに自転車や電動キックスケーターに乗って帰宅する酔っ払いが増えている。しかし、飲酒して自転車や電動キックスケーターに乗る場合も飲酒運転に該当するので注意が必要だ。

警察などによれば、血中アルコール濃度が0.03%を超える状態で自転車を運転した場合、3万ウォンの罰金が科せられるという。

電動キックスケーターを運転する場合は、さらに重い処罰が科せられる。血中アルコール濃度0.03%以上の状態で運転すると、10万ウォンの罰金が科され、バイクと同様、アルコール濃度によって運転免許の停止や取り消しの行政処分も受ける。

4月14日、警察やソウル市関係者らが飲酒運転を取り締まっている©news1

◇「飲酒運転、わかっていても乗らざるを得ない」

深夜のタクシー不足が続く中、自転車やキックスケーターに乗る誘惑を振り払うことは容易ではない。

ソウル市松坡区に住む会社員、チャンさん(34)は「自転車はお酒を飲んでもあまり目立たないし、自動車ほど危険ではないと思って時々使った。最近は、夜にタクシーを捕まえるのは難しいので、最初から代理を呼ぶつもりで車を運転して出かける」と語った。

大学生のキム・ヨンウンさん(23)は「2時間も道端でタクシーを呼んだときは、むしろその間に自転車に乗って家に帰れば良かったと思った。だが、酒を飲んでから乗って、罰金を受けるとは思わなかった」と語った。

新型コロナの流行以降、タクシー運転手が不足していたが、タクシーの需要が急激に集中したためだとみられている。

タクシー運転手のキムさん(70)は「以前は(タクシーの呼び出し)コールがなくて、空車であちこち乗り回ったが、今はそんなことはない。タクシーで客を降ろすやいなや、次の客が乗ってくる」と語った。

タクシー会社関係者は「新型コロナ禍以降、稼ぎのいいオートバイによる配達業に転職する運転手が続出した。さらに、夜遅くまで酒を飲む文化も消え、運転手の間には遅い時間帯の業務を忌避する傾向もある」と言う。

ソウル警察署関係者は「飲酒運転の取り締まり時間を延長し、深夜も実施している」と強調。「当初は二輪車だけを取り締まろうと思ったが、電動キックスケーターなども合わせて取り締まる」と述べた。

©news1

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