韓国・世宗(セジョン)市の市民は飲酒・喫煙率が全国で最も低い半面、うつ病症状の有病率など精神健康指標が最下位水準であることが市の調査でわかった。
世宗市は19歳以上の市民917人を対象に調査員による対面調査を実施、12月20日に「2023年地域社会健康調査結果」として発表した。
それによると、33の健康指標のうち7項目が全国17の市・道の中で最低だった。最低だった指標は▽現在の喫煙率▽禁煙の試み率▽高危険飲酒率▽年間体重調節の試み率――など。また▽肥満率▽栄養表示活用率▽昼食後の歯磨き実践率▽血糖数値認知率――なども全国2~4位圏だった。
喫煙率は13.2%で全国平均(20.3%)を7.1ポイント下回った。男子喫煙率(23.7%)と禁煙試み率(48.5%)も全国平均(36.1%と42.9%)に比べて極めて良好だった。
その半面、精神健康指標であるストレス認知率25.8%、うつ病経験率8.8%、うつ病有病率5.2%は全国で2番目に高かった。
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