韓国のトップ俳優ユ・アインが絡んだ麻薬類管理法違反事件で、食品医薬品安全処が警察当局に今回の疑惑を告発した際、「ユ・アインが(全身麻酔や鎮静に用いられる)プロポフォールを1年間に73回も処方を受けていた」と通報していたことがわかった。
同処は、麻薬類や向精神薬などを管理する麻薬類統合管理システム(NIMS)を分析し、ユ・アインを含む計51人についての薬物関連の疑惑をつかみ、警察に捜査を要請した。
その際、ユ・アインについて▽2021年1月4日から同12月23日ごろまで、計73回にわたってプロポフォールの処方を受けていた▽その量は合わせて4400mlを超える――などの内容が含まれていた。
警察当局はこの情報に基づき、ユ・アインに対する強制捜査に踏み切ったという。
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