2024 年 10月 15日 (火)
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韓国MZ世代の好み「焼酎・ビール」から「ワイン・ウイスキー」へ

ワインの試飲(c)NEWSIS

韓国のMZ世代で「焼酎とビール」から「ワインとウイスキー」へ関心が徐々に移っている――こんなビッグデータ分析結果が出た。大規模流通業者を中心に高級酒類の販売先が拡大するなどで「ワインとウイスキー」の価格が下がったためとみられる。

韓国の大手PR会社「KPR」系の「KPRデジタルコミュニケーション研究所」が、大手メディアやツイッター・インスタグラムなどのSNS、ウェブ上のビッグデータ約155万件を対象に「ウイスキー」「ワイン」の関連語を分析した。

今年1月1日~11月15日の「ウイスキー」「ワイン」の上位関連語を見ると、ウイスキーは「カクテル」と「ハイボール」を作るため、ワインは「雰囲気」と「プレゼント」の目的に、それぞれ購入するという結果が導き出された。「ウイスキー」「ワイン」はそれぞれ購入目的に違いがあることが明確になった。

ウイスキーの品定めをする買い物客(c)NEWSIS

「焼酎」「ビール」「ウイスキー」「ワイン」への言及回数を新型コロナウイルス感染前後で比較してみると、2019年にはビール(230万2968件)、焼酎(120万6604件)、ワイン(101万9296件)、ウイスキー(15万1395件)だったのが、今年はビール(163万1670件)、焼酎(113万7728件)、ワイン(112万5466件)、ウイスキー(43万1275件)。順位に変化はないものの、ビールと焼酎への言及が減った半面、ワインとウイスキーはそれぞれ10%、185%以上増えており、消費者の関心が高まっていることが確認された。

ワインやウイスキーへの関心が高まった理由は、韓国スーパー大手のイーマートやロッテマート、ホームプラスなどを中心に高級酒類の取り扱いが拡大した点が挙げられる。またイーマート24やCUなどのコンビニを通じて販売品目が増え、価格が下がったのも一因のようだ。

(c)NEWSIS

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