2024 年 12月 27日 (金)
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韓国LCC、地方空港、ビザなし旅行回復で徐々に活気

仁川国際空港第2旅客ターミナルで離陸の準備をする格安航空会社旅客機©news1

日本へビザなし旅行が先月11日に再開され、新型コロナウイルス感染のパンデミック以後、2年7カ月ぶりに国際航空旅客数が最高値を記録するなど、国際線が次第に正常化している。このため、これまで赤字に苦しんできた韓国格安航空会社(LCC)と地方空港も徐々に活気を取り戻している。

ただ、旅客需要回復速度が高くなく、新型コロナウイルス感染以前の水準に戻るには時間がかかると見られる。2年余り赤字に苦しんできたLCCは来年1~2四半期ごろ黒字に転じることができると展望される。中国政府の都市封鎖でまた別の実利路線である中国路線が事実上、塞がれているのが影響を及ぼしている。

国土交通省の航空情報ポータルシステムのリアルタイム統計を総合すると、LCCの10月の国際線旅客数は59万2080人と集計された。前月の34万9068人に比べて70%も増加した。

大韓航空やアシアナ航空などの大手航空会社(FSC)は103万5110人で、100万人を突破した。前月の87万2897人と比べると、18.58%増えた。

大手航空会社各社は、今年初めから国際線の正常化を推進してきた米州や欧州など、長距離路線の国々の運航回復に支えられ、いち早く旅客事業の回復が進んでいた。一方、LCCは主力・優良路線である日本と中国路線が阻まれており需要回復が遅くこの2年間数千億ウォンの赤字に苦しめられた。

先月11日から日本のノービザ旅行が許可され、旅客事業の回復が早くなっている。済州航空は10月、日本路線を運営した国籍航空会社の中で最も多い旅客数(8万7800人)を記録した。ジンエアーとエアプサンもそれぞれ5万7401人、5万5312人で、大韓航空(7万2572人)よりは少なかったが、アシアナ航空(5万541人)よりは多かった。

ただし、まだ全体的な旅客需要が新型コロナウイルス感染のパンデミック以前の水準には及ばない。回復速度も予想より遅く、LCCは来年1~2四半期頃に黒字に転じるものと予想される。

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