韓国の娯楽大手CJエンターテインメント(CJENM)はこのほど、ソウルで懇談会を開き、放送局ユーチューブチャンネルの再生回数で自社のシェアを40%以上に拡大するという方針を打ち上げた。
CJENMデジタル運営事業局のユ・スンマン局長は「ユーチューブでCJENMの(再生回数)占有率が上がっている。今年30%を超えたので、来年は40%を超えたい」と強調した。
占有率は、放送局所有のユーチューブチャンネル上位250余りの再生回数をCJENMが自主集計した数値だ。
最近は、中国発の動画共有アプリTikTok(ティックトック)やユーチューブのショート、インスタグラムのリールなど、ショートフォームコンテンツの成長が著しい。CJENMによると、韓国のショート専門チャンネルは今年6月の57から9月には78に増えている。上位250チャンネルのうち78チャンネルがショート専門チャンネルで、これらの再生回数は9月だけで55億回に達している。
CJENMも今年3月にユーチューブショートに対応するためのタスクフォース(TF)を新設している。TFは今年いっぱい運営され、来年からはクリップ映像などを管理する社内定期組織がショートフォームコンテンツを管理する。
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