ソウル・江南(カンナム)にある著名な整形外科で、患者が診療を受ける様子が撮影された映像が無断で流出したとして、従業員がこのほど、地元警察に通報した。
映像は先月24~28日に診療室内部のインターネットプロトコル(IP)カメラで撮影されたもの。芸能人を含む数十人の患者が着替えて診療を受けるなどの姿が収録され、5日にオンラインコミュニティなどを中心に流出した。
IPカメラは内部状況を外部から携帯電話で点検するために使われることから、映像はハッキングによって流出したと推定される。外部との接続が遮断された閉鎖回路(CC)テレビとは異なり、インターネットなどを通じて外部と連結され、セキュリティに脆弱だという短所がある。
警察は整形外科で事実関係を確認し、捜査に着手するとみられる。
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