韓国総選挙(10日投開票)の比例代表選挙の投票用紙が51.7センチと過去最長になった。これに伴い、開票にかかる時間も延び、10時間を超えるのではないかとみられている。
中央選挙管理委員会によると、比例代表選挙には38の政党が名乗りを挙げた。前回より3つ増え、投票用紙の長さは前回(48.1センチ)を塗り替えた。その前は33.5センチだった。
選管の自動開票機は最大34.9センチ、24の政党表記までしか対応できなかった。昨年146億ウォン(約16億4100万円)をかけて新型開票器を導入したが、46.9センチまで処理できないため無用の長物になってしまった。
開票にかかる時間は、自動開票機を使えなかった前回(9時間26分)が過去最長。今回も開票機を使用できず、政党がさらに増えて手間がかかることから、中央選管は開票時間が前回より少なくとも2時間以上増えると見ている。
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