2024 年 9月 18日 (水)
ホーム経済IT/メタバース韓国最大デリバリーアプリ創業者が新たな挑戦「些細なことを偉大に」

韓国最大デリバリーアプリ創業者が新たな挑戦「些細なことを偉大に」

キム・ボンジン氏(c)KOREA WAVE

韓国最大のフードデリバリーアプリ「配達の民族」を運営する企業「優雅な兄弟たち(Woowa Brothers)」創業者、キム・ボンジン氏が新たな挑戦を始める。スタートアップ「グランデクリップ」を設立し、アイデアを実証実験して製品化の準備をしているという。1年ほど業界動向を調べた後、具体的な事業計画を立てる方針だ。

ソウル市内で最近開かれた「ブランディングする最高経営者(CEO)VS経営するデザイナー」のトークショーで、キム・ボンジン氏は「配達の民族のように大きな事業より、充実した中小企業を数カ所作ってみたい。韓国とシンガポールのチームに分けて協力し、1年程度リサーチしようと思う」と語ったという。

「グランデクリップ」は「些細なことを偉大に」というスローガンを掲げ、クリップのように些細で平凡なことの中に価値を見つけたい――キム・ボンジン氏はこう説明している。「グランデクリップ」は現在、開発者とプロダクトマネージャー(PM)、デザイナー、人工知能(AI)新規サービスのための別途エンジニアなどを採用している。

キム・ボンジン氏は2010年に優雅な兄弟たちを設立。10年後の2020年12月に独料理宅配大手デリバリー・ヒーロー(DH)に自社を売却し、合弁法人シンガポール・ウーワDHアジアの理事会議長職を務めてきた。今年初めには代表として指揮を執るのをやめ、ウーワDHアジア議長として「配達の民族」のグローバル事業に専念している。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular