韓国政府が、世界の注目を集めている韓国文化(K-カルチャー)に投資を集中する。
パク・ボギュン(朴普均)文化体育観光相は今月5日の業務報告ブリーフィングで「K-カルチャーが率いる国家跳躍、国民幸福」をビジョンに、6つの重点推進課題を明らかにした。
文化体育観光省は「2023年、観光大国に進む元年」「K-カルチャーの次世代走者、芸術」「現場の中へ、再び走るK-スポーツ」など6つの課題によって、自由・革新・公正・連帯の価値実現を推進する。
これを通して、今年のコンテンツ輸出額150億ドル(約2兆円)、観光客1000万人(観光収入160億ドル=約2兆1130億円)、文化活動参加率75%、体育活動参加率64%――を達成するとしている。
同省は、K-コンテンツをさらに育成し、効果を高めるため、過去最大規模の政策金融を支援する。支援規模は「K-コンテンツファンド(4100億ウォン=約431億円)」など7900億ウォン(約832億円)だ。
これによって韓国版ディズニーのような世界的な知的財産権(IP)保有コンテンツ企業を育成し、昨年は124億ドル(約1兆6377億円)規模のコンテンツ輸出額を今年150億ドル、2027年には220億ドル(約3兆円)まで増やしたい考えだ。
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