韓国文化体育観光省はこのほど、国際化・高度化しているK-コンテンツの不法流通犯罪の捜査を強化するため、著作権犯罪科学捜査隊と著作権犯罪分析室を新たに発足させた。
著作権犯罪科学捜査隊は▽企画捜査チーム▽国際共助捜査チーム▽国内犯罪捜査チーム▽捜査支援チーム――の4チームから成る。
企画捜査チームは著作権犯罪捜査歴15年のチーム長を筆頭に、専門知識を持つ捜査員5人で構成している。重点サイトを選定して集中捜査し、警察庁や国際刑事警察機構(ICPO)などとの合同捜査も担当する。
国際共助捜査チームも海外の捜査機関への協力や共助を担当する。国内犯罪捜査チームは国内サイトなどに対応し、告訴事件や著作権侵害の救済手続きの案内など相談を扱う。捜査支援チームは犯罪分析室を運営し、サイバー捜査の強化や捜査支援システムの構築を担う。
また、文化体育観光省はデジタルフォレンジック専門性と能力を向上させるため、世宗(セジョン)市内に著作権犯罪分析室を新設した。著作権犯罪サイトの分析、合同捜査戦略の立案だけでなく国際共助会議、著作権専門警察会議も所管する。
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