2024 年 11月 13日 (水)
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韓国政府、2036年までに米中とともに「3大ESS大国」という青写真…シェア35%目標

ESSバッテリー(c)KOREA WAVE

韓国政府は電力貯蔵システム(ESS)による柔軟な電力システムを構築し、2036年までに世界シェアを35%にして米国、中国に並ぶ「3大ESS産業大国」への跳躍を目指す。産業通商資源省が10月31日開かれた産学研懇談会でこうしたESS産業発展戦略を発表した。

まず第10次電力需給基本計画に基づき、2030年までに必要エネルギー貯蔵設備の計3.7GWを2025年から年間600MWずつ先制的に確保する。

また、世界最高の技術力を保有している三元系リチウム電池の競争力を維持し、LFP電池の量産を推進する一方で、今後、低コスト・高安全・大容量化が可能なフロー電池、NAS電池、圧縮空気貯蔵など、長周期技術を中心にストレージミックスを確保し、輸出や海外進出を拡大する。

そのために素材・部品・機器などサプライチェーンと認証インフラ拡充、人材養成、エネルギーストレージ産業発展協議会運営などを通じてESS産業生態系を造成する。ESS安全性を向上させるためにすでに樹立されたESS安全対策を積極的に履行し、ESS火災安全性検証センターなどを積極的に活用するとしている。

(c)KOREA WAVE

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