2024 年 10月 16日 (水)
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韓国政府、新型コロナ「10月予防接種実施」…再流行、入院患者6倍急増

(c)MONEYTODAY

韓国で新型コロナウイルス感染の再流行が深刻化している。今月に入り、新型コロナウイルス感染による入院患者が前月比で約6倍に増加した。一部地域では新型コロナウイルス感染治療薬や診断キットの品切れが発生している。韓国政府は、新型コロナウイルス感染治療薬や診断キットの供給管理を強化し、10月から予防接種を開始する予定だ。

韓国疾病管理庁によれば、今月第1週の新型コロナウイルス感染入院患者数は861人で、前月第2週の148人と比較して約5.8倍に急増した。この再流行は、夏季の室内冷房による換気不足や暑さによるマスク未着用が影響しているとされる。入院患者の大部分は高齢者で、特に65歳以上の割合が65.2%を占めている。

現在流行している新型コロナウイルス感染ウイルスは「オミクロンKP.3」変異株で、韓国での占有率は45.5%に達している。この変異株は伝播力や重症度が特別高まっているとの報告はまだないが、感染拡大に伴い、一部地域では治療薬や診断キットが一時的に不足している。治療薬の週当たりの使用量は6月第4週の1272人分から今月第1週には4万2000人分に増加した。

韓国政府は、高リスク群を対象とした治療薬の供給を増加させ、地域ごとの供給管理を強化している。また、予防接種は2024~25年シーズンの開始を10月に予定しており、高リスク群に該当する人々には無料で提供される。具体的な接種計画は9月に発表される。

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