2025 年 5月 28日 (水)
ホームエンターテインメント韓国女優、モデル料訴訟で2審も勝訴…「6600万円支払い」命令

韓国女優、モデル料訴訟で2審も勝訴…「6600万円支払い」命令

女優ハン・イェスル(c)news1

韓国の女優ハン・イェスルの所属事務所が健康美容ブランド「生活約束」の運営会社を相手取ったモデル料請求訴訟の控訴審で、ソウル高裁はこのほど、原告一部勝訴の一審判決を維持し、6億6600万ウォン(約6600万円)を支払うよう命じた。

ハン・イェスルの所属事務所「ノプンエンターテインメント」と、生活約束の運営会社「ネクストプレイヤー」は2022年、ハン・イェスルが2年間広告モデルとして活動し、総額14億3000万ウォンを2回に分けて支払うという内容の契約を締結した。

ハンは2022年5月に初のスチール撮影に臨み、約1週間後にSNSに写真を投稿した。これに伴い、ネクストプレイヤーは5~6月にかけてモデル料の半額である7億1500万ウォンを支払った。その後、同年8月に映像広告の撮影があり、モデル料の一部である5500万ウォンが翌2023年3月に支払われた。ところがノプンエンターテインメントはこの際、残る7億1500万ウォンの支払いを求めて訴訟を提起した。

だがネクストプレイヤー側は、撮影場所やコンセプト、台詞などに異議を唱えたうえで、撮影への非協力や海外滞在による遅延、SNSへの広告物の未投稿、追加撮影の未履行などを理由に「契約上の撮影義務を履行していない」として、5億6100万ウォン相当の支払いを求める訴訟を提起した。

しかし、1審は「ハン側が意図的に撮影日程を遅らせたり、SNSへの投稿義務や追加撮影義務を怠ったと認めるには不十分」と判断。契約解除の正当性も否定し、「2023年10月のネクストプレイヤーによる契約解除の意思表示は無効である」として、2次モデル料の未払い分6億6600万ウォンの支払い義務を認定した。ネクストプレイヤーはこの判決を不服として控訴していた。

(c)news1

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