韓国・忠清北道忠州市を走るバス運転手の不適切行為が問題になっている。
バスを利用したA氏は先月19日、忠州市ホームページ「忠州市長に願う」の掲示板に嘆願文を載せた。それによると、午後6時ごろ、文化洞から延寿洞に行くために市内バスに乗っていたところ、ひどい光景を目撃したという。
80代半ばとみられるおばあさんがバスに乗る際、踏み台に手をついて這って搭乗しようとしたところ、バスの運転手が、おばあさんに早く席につくよう大声で怒鳴りつけた。A氏は「一人で立つのも難しい高齢者がバスに搭乗するのだから、着席するまでしっかり助けるのが運転手の本分のはずだ」と主張した。
さらに「その運転手は、おばあさんを乗せてから1分も経たないうちに警察署前で急停車し、乗客全員が驚いた」とし、「〇〇〇番のバス運転手の懲戒を求める」と書き込んだ。
忠州市車両民願課は「訴えがあった内容をバス会社に伝え、運転手に教育するよう求めた」と答えた。同市は公共交通を維持するため、毎年約60億ウォンをバス会社に支援している。
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