深刻な日照りに見舞われている韓国光州(クァンジュ)市と全羅南道(チョルラナムド)。予報によると、この春の降水量は大きく増えないとみられ、日照りが続く場合、光州市民の飲み水である東福(トンボク)ダムは6月初めに枯渇するとの懸念も語られている。
光州地方気象庁が23日発表した3カ月間の気象展望によると、5月までの光州・全羅南道の降水量は平年並みか少ないことがわかった。3月の平年降水量は61.6㎜~91.3㎜、4月の平年降水量は80.5㎜~119.2㎜で平年と同等の確率は50%だ。5月は平年110.1~131.4㎜と同等か少ない確率がそれぞれ40%だ。
同日基準で光州と全羅南道の住民の飲み水である東福ダムの貯水率は21.9%、住岩(チュアム)ダムは24.0%だ。激しい日照りに市民の節水努力と上水源非常供給対策などで当初の制限給水予定日が3月初めから5月初めに延長された。
しかし、春にも日照りが続く場合、東福ダムは6月初めに枯渇する恐れがある。光州市上水道事業本部の関係者は「昨年5月のような500年に一度の日照りが今春にも発生するならば、東福ダムは6月初めに枯渇する恐れがある。引き続き生活の中で20%の節水に協力してほしい」と話した。
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