2024 年 12月 27日 (金)
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韓国医療混乱…医学部教授、25日から順次、辞職届

ソウル医大教授協議会のパン・ジェスン非常対策委員長(c)NEWSIS

韓国政府の医学部定員2000人増員に反発して構成された全国医科大学非常対策委員会が16日、ソウル・光化門で記者会見し、16の医学部の教授たちの辞表提出を決議したことを明らかにした。25日から順次、辞職する予定で、救急対応をどうするかについては22日に話し合うとしている。

対策委のパン・ジェスン委員長は会見で「23の参加大学にいくつかが追加で加わり、各大学の医学部教授らのアンケートを集計した結果、25日から自発的な辞職行動に出ることにした」と説明。「ひとまず当初の16医大のうち、辞職届を出すという回答が圧倒的に多かった」と明らかにした。

パン委員長は「辞職届を出しても受理されるまで患者のそばを離れるつもりはない。救急患者と重症患者をぎりぎりまで守る」と述べた。

辞職届が受理された場合、救急救命センターや集中治療室の診療に生じる支障については22日ごろ、大学別に具体的に議論するとしている。

対策委内部では、辞職届が受理された後も教授らがボランティア方式で診療する案も浮上しているという。

パン委員長は「残っている人だけでは持ちこたえるのに限界がある。現在のような状況が続けば大学病院が崩壊し、韓国の医療システムに長期間大きな打撃を与えるだろう」と訴えた。

(c)MONEYTODAY

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