韓国人1人が昨年1年間に食べたラーメンの数が前年より4つ増えて77個になった。世界ラーメン協会が17日公表した昨年の世界各国のラーメン消費量でわかった。1人当たりでは世界2位、全体の個数では39億5000万個で世界8位の消費国だ。
これまで韓国のラーメン消費量は年間38億~39億個程度だったが、新型コロナウイルス発生初期の2020年に「おこもり」需要が増え41億3000万個に増えた。しかし、コロナ禍の長期化で代替食品が成長し、ラーメンは37億9000万個に減少。昨年、揺り戻しで再びラーメン消費が回復したとみられる。
1人当たりのラーメン消費トップ国はベトナムで、85個を食べていた。韓国に次ぐ3位のタイは55個だった。
国全体で見れば、圧倒的な消費大国は中国の450億個で世界の37%を占めた。ここには香港での消費も含まれている。続いて▽インドネシア142億個▽ベトナム84億個▽インド75億個▽日本59億個▽米国51億個――の順だった。
一方、昨年の韓国ラーメンブランドの海外輸出額は1兆ウォン(約1000億円)程度で、135カ国で韓国ラーメンが売れた。中国、米国、日本などへの輸出額が多かった。
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