韓国で50代以上の中高年層が「自身は老人だ」と認識する年齢の平均は69.4歳――こんなアンケート結果が国民年金研究院の報告書で明らかになった。これは、基礎年金など各種老人福祉制度の基準である65歳より4.4歳高い。
主観的には、老後を「気力が落ちる時期」に始まるととらえる回答が62%で最も高く、「勤労活動中断以後」が21.2%だった。就学経験が少なく、非就業者であるほど60代を老後と認識する割合が高かった。
老後に必要な最小生活費として、夫婦は198万7000ウォン(約20万円)、個人は124万3000ウォン(約12万7700円)と答えた。標準的な生活のための適正生活費としては夫婦が277万ウォン(約28万4714円)、個人は177万3000ウォン(約18万2237円)と答えた。
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