
8日間の断食で保守陣営の結集を促した韓国野党「国民の力」のチャン・ドンヒョク(張東赫)代表が、今週にも党務へ復帰する見通しだ。最大の焦点は、前代表であるハン・ドンフン(韓東勲)氏の処分問題で、党内では「刷新につながるか、再分裂を招くか」を左右する最初の試金石になるとの見方が強い。
関係者によると、22日に病院へ搬送されたチャン・ドンヒョク代表は精密検査を受けながら回復に努め、病床でも主要懸案を点検するなど早期復帰への意欲を示しているという。
断食期間中、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長、イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党代表ら改革保守の顔ぶれに加え、パク・クネ(朴槿恵)元大統領までが相次いで断食現場を訪れた。特にパク・クネ氏が弾劾後初めて国会に足を運び、断食中止を勧めたことで、チャン代表は保守陣営の求心点を確保したとの評価が出ている。
チャン代表はこれを足掛かりに、7日に打ち出した「勝つための変化」刷新案の後続措置を急ぐ構えだ。地方選挙での青年候補の義務公認制導入や、国政代案を練るタスクフォース設置など、党体質の立て直しを進める考えだ。党名変更や大胆な人材登用も俎上に載るが、断食の影響で日程は流動的となっている。
一方で最大の難題がハン・ドンフン氏の懲戒だ。支持層では除名賛成が優勢とされる一方、支持基盤の拡大には包摂が必要だとの声も根強い。世論調査では賛否が拮抗し、党支持層と中道層の温度差が際立った。
指導部は早ければ29日に最高委員会を開き、除名案を扱う可能性を探る。ただ、拙速に決着を付けるべきだという意見と、世論を踏まえ慎重に進めるべきだとの見解がぶつかっている。
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