2024 年 2月 23日 (金)
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韓国・近づく「デジタル不滅」時代…たとえこの世を去っても「仮想空間で会える」

仮想人間で再現された父親に「会う」子ども(ディープブレインホームページ)(c)news1

未来には、会いたい親にAI(人工知能)仮想人間として会うことができるようになる。別名「デジタル不滅」時代が来る。たとえ世を去ったとしても、仮想空間ではAI人間として残って家族を守る。以前のように抱きしめることはできないが、温かい声と、明るい笑顔はそのままだ。

AI人間の活用範囲がゲーム・エンターテインメント業界から抜け出している。ディープラーニング(深層学習)を経てTTS(テキスト・ツー・スピーチ、音声合成)技術とイメージ作成技術が発達しているためだ。

最近はシニアヘルスケア分野でもAIヒューマン人間が出た。韓国企業「イーストソフト」は有名演歌歌手テ・ジナとともに「AIテ・ジナ」を作って年内に金海市(キメシ)敬老堂32カ所に普及させる計画だ。

AIテ・ジナは登場し、演歌・英語ポップソングなどいろいろな歌を歌い、高齢層の認知活動に役立たたせる予定だ。今後、対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」と連動し、利用者の年齢と健康状態に合わせて健康管理を支援する計画だ。

AI仮想人間が高齢層の日常に定着すれば、高齢者と一緒にご飯を食べて生活する家族も関心を持つ可能性が高い。

それゆえ、懐かしさに駆られている人のためのAI技術が続々と出てくる。高齢者が遺影写真をあらかじめ撮るように、AI人間実現のための事前作業が日常化する可能性が高い。

◇生前、親にインタビュー

すでに故人を再現するAI技術はある。国内AI企業「ディープブレイン」は昨年、親の健康な姿をAI人間として再現する「リメモリー」サービスを世界で初めて出した。

生前、親にインタビューし、さまざまなエピソードでAIを学習させたのが主な特徴だ。親が亡くなった後も仮想人間の姿で昔話を思い出せるようにしてくれる。

ただ、AI人間をめぐる倫理的問題は解決しなければならない宿題だ。別名「AIデジタル追慕」が日常化すれば故人の同意なしに生前の姿と電話の声を基にした仮想人間が出てくる可能性が高い。

米企業「アマゾン」が昨年AI音声秘書「アレクサ」によって亡くなった家族の声を復元した機能を公開した時も「忘れられる権利」騒ぎが起こった。

当時、アリゾナ州立大学コンピューター工学科のスバラオ・カンバムパティ教授は「アレクサの最新機能が死別した家族を助けることはできるが、深刻な倫理問題を抱えている。故人の同意なしにこのようなことをしてもいいのか疑問だ」と話した。

さらに、第3者が故人の写真・映像と声でAI人間を勝手に作ることも十分に起こりうる。

業界関係者は「最近SNSで米有名歌手ブルーノの声で歌ったガールズグループニュージンズ『ハイプボーイ(Hype Boy)』コンテンツが話題になったように、特定人物のデータを基に同意なしにAI人間が作られることもありうる」と話した。

(c)news1

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