2024 年 12月 14日 (土)
ホーム経済流通韓国・農心「チャパゲティ」発売40周年…その歴史を学べるポップアップストア

韓国・農心「チャパゲティ」発売40周年…その歴史を学べるポップアップストア

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韓国食品大手の農心(ノンシム)がチャパゲティ発売40周年を迎え、ソウル・聖水洞(ソンスドン)に12日、ポップアップストア「チャパゲティ粉食店」を開設した。

農心マーケティング担当のシム・ギュチョル常務は「チャパゲティ粉食店は過去の懐かしの粉食店と現在のラーメン店を融合した場所」と説明した。「かつて出会いの場だった粉食店の特色と、ラーメンを自分で調理して食べられる現在のラーメン店を融合させた」という。

チャパゲティ粉食店では、チャパゲティはもちろん、農心ラーメンを自分で調理して食べることができる。

キオスク(無人注文機)で注文する。メニューは▽店員が調理する「スペシャルメニュー」▽即席調理機械で調理して食べる「セルフクックメニュー」――などがある。

スペシャルメニューはチャパゲティと辛ラーメンの「モディシューマー」メニューだ。2020年アカデミー賞を受賞した「パラサイト半地下の家族」に登場するチャパグリとマラ・チャパゲティ、トッピングをのせたチャパゲティ、チャパゲティとチャーハン、辛ラーメンとチャーハンなどだ。

セルフクックメニューは辛ラーメン3種とノグリ(タヌキ)ラーメン3種のみ可能だ。

消費者が自分で調理するセルフクックメニューは好みによって麺の茹で具合を調節できるようにラーメン即席調理機械を「コシのある麺」「柔らかい麺」など3段階に分けた。

このように注文したメニューを粉食店に座って食べたら、チャパゲティの40年の歴史を勉強する順序だ。

2階に用意された「イベントゾーン」では年度別に発売されたチャパゲティの包装紙変遷史をひと目で見ることができ、チャパゲティ発売前の1982年、チェ・スボク研究員の手記による「チャパゲティ開発ノート」の実物も見ることができる。

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チェ研究員が1982年5月17日に作成した開発ノートには、9人が開発段階のチャパゲティを試食した内容も出ている。7人は「改善品が良い」と言い、2人は「現製品が良い」と言ったが、改善品が良いという意見に従って、この日に粉末スープの処方変更を依頼したという内容も記録されている。

チャパゲティの開発史、変遷史を見た後はゲームなどでチャパゲティを経験する流れだ。

2階の一方には自分のチャパゲティ「料理力」を測定できるタッチパネルが2つ用意されている。ネギキムチ、ソーセージ、餃子、チーズなどチャパゲティに合う組み合わせを探してチャパゲティモディシューマーを完成すれば点数が出力され、点数表を持って「チャパゲティシェフ資格証」を出力することもできる。名刺サイズのプラスチックカードの資格証は自身の点数が高く「特級料理人」資格になれば一度は出力してみる価値がある。

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