2024 年 7月 27日 (土)
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韓国・起亜自動車、第1四半期の過去最大の業績「新記録」

「2023ニューヨークオートショー」に起亜自動車の「EV9」が展示されている(起亜提供)(c)news1

韓国・起亜(キア)自動車が第1四半期(1~3月)で過去最大の売上高・営業利益を記録した。昨年の第4四半期に続き、2四半期連続の記録更新だ。多目的スポーツ車(SUV)など高収益車種の販売拡大とインセンティブ縮小などによるものだ。

起亜自動車の今年第1四半期の連結基準の暫定営業利益は前年同期比78.9%増の2兆8740億ウォン(1ウォン=約0.1円)だ。同期間の売上高は29.1%急増した23兆6907億ウォン、当期純利益は105.3%増の2兆1198億ウォンだった。売上高・営業利益など収益性指標すべてが四半期基準で過去最大だ。

営業利益率は12.1%で、グローバル完成車メーカーの中で最高水準だ。

2023年第1四半期の起亜自動車の販売は、国内では前年比16.5%増の14万1740台、海外では前年比11.1%増の62万6511台などとなった。

国内販売は部品需給改善による生産正常化で「カーニバル」「スポーテージ」「ソレント」など需要の高い多目的レジャー車(RV)車種を中心に販売が増えた。半導体不足の影響を受けた前年のベース効果などに支えられ、2桁の増加率を見せた。

海外販売は主要市場で2桁の伸び率を達成した。車両生産が増え、販売も増加する好循環体系が構築されてからだ。米国市場で主力RV車種中心の販売拡大▽インド工場の3交代転換による物量増加▽新型スポーテージやインドで発売の「カレンス」など新型車の効果――も大きく作用した。

(c)MONEYTODAY

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