2025 年 1月 3日 (金)
ホーム社会韓国・親族団らんの席で起きた「セクハラ」「暴力」「法的対応」という「不名誉」の連鎖

韓国・親族団らんの席で起きた「セクハラ」「暴力」「法的対応」という「不名誉」の連鎖

(c)news1

韓国のオンラインコミュニティに最近、「私に酒を注ぐように言った義兄を殴った夫」の話が掲載された。書き込んだのは45歳の女性だ。

「事件」は秋夕(チュソク=韓国の旧盆)の宴会で起きた。夫や兄3人らが酒を飲むうち、2番目の兄が女性に「妹よ、お酒を注いで」と言った。女性は笑いながら断ったが、次兄はソファーに座っている女性の足を引っ張るなどして、しつこく酌をするよう頼んだ。

泥酔した次兄があまりに執ようなので、ついに夫がげんこつでその顔を殴った。次兄は鼻血を出し、家族が止めてけんかが収まった。

厄介なのはその後だ。

次兄の家族は謝罪を要求し、応じなければ法的対応を取ると言ってきた。しかし、女性夫婦はこれを拒否した。女性は「告訴するならしなさい。私も黙ってはいない」と怒りをあらわにした。父親は女性夫婦の肩を持つが、母親は謝罪して丸く収めるよう勧めてくるという。

最後に女性は「夫は『勝手にしろ』と言って無視を決め込んでいる。私たちが謝るべきなのか? この1カ月、家族のグループトークがうるさい」と助言を求めた。

ネットユーザーたちは「謝罪しなければならないのは次兄だ」「セクハラをして殴られたのに告訴とはどういうつもりだ」などと女性側をかばった。

ただ一部では「兄に酒を一杯ぐらい注いであげてもよかったんじゃないか」という指摘もあった。

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