韓国の理容室や美容室で今後、血のついたタオルやガウンを再利用できるようになる。これまでは廃棄しなければならなかったが、洗濯や消毒を経ていれば再び使用が可能になる。
保健福祉省は22日、「理容・美容器区別消毒基準や方法」と「公衆衛生営業者などに対する衛生教育実施団体指定」告示を改正し、施行した。
「利用・美容器区別消毒基準や方法」によると、血液のついたタオルやガウンは▽0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液(有効塩素濃度1000ppm)に10分間浸しておく▽洗剤で洗濯する▽100℃以上の水中で10分以上煮て消毒し、乾燥する―――などの過程を経れば、再利用が可能になるとしている。
また、改正「公衆衛生営業者などに対する衛生教育実施団体指定」によると、今後、総合美容業者は美容業関連衛生教育を実施する▽一般美容業▽皮膚美容業▽ネイル美容業▽化粧・扮装美容業――の4団体の中から1カ所を選択して教育を受けることができるようになる。
公衆衛生営業者は、毎年衛生教育を受けなければならない。このうち総合美容業の営業者は一般美容業、皮膚美容業、ネイル美容業、化粧・扮装美容業の業務を全て担当できるが、衛生教育に関しては、一般美容業の営業者団体が実施する教育しか受けられなかった。
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