韓国光州市方林洞のマンション建設現場で13日、重さ100kgのクレーンフックが落下し、飛び散ったセメント破片により市民3人が負傷した。
事故現場は、バス停からわずか1メートルの距離にあり、地面には深さ5センチのくぼみが残されていた。付近の監視カメラには、フックが落下し、人々が現場に駆け寄る様子が映っていた。警察と消防当局は現場を交通規制し、負傷者を病院に搬送した。
目撃者たちは「大事故になりかねない状況だった」と口をそろえており、特に出勤途中の女性が恐怖で座り込む様子が伝えられている。
事故現場は、再建築中のマンションで、クレーンによる解体作業中にフックが道路に落下したことが原因とされている。
労働当局は工事の中止を要請し、クレーンの安全点検と事故原因の調査を進める。管轄の広州南区庁も再発防止のための対策を検討している。
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