2024 年 12月 7日 (土)
ホーム経済流通韓国・百貨店のブランド品売り場「外国人には売りません」…国際結婚夫婦への販売を断った理由

韓国・百貨店のブランド品売り場「外国人には売りません」…国際結婚夫婦への販売を断った理由

(c)news1

外国人女性客が、韓国の百貨店でブランド品のカバンを購入しようとしたところ、職員から断られた――こんな話に多様な反応が寄せられている。

男性A氏は19日、オンラインコミュニティのボベドリームを通じて「あまりに荒唐無稽なことがあった」というタイトルで、自身と妻が体験したことを伝えた。

A氏は外国人の妻と結婚し、4歳の娘を持つ平凡な会社員だという。ある日の正午前、百貨店を訪れ、ブランド品売り場に行った。整理券をもらって順番が来るのを待っていたという。

妻が売り場で買いたいカバンを見つけ、買おうとした時だった。店員から「外国人にはカバンを販売することができない。韓国人にだけ販売している」と言われた。

A氏は「百貨店で品物を売るのに、外国人と韓国人を分けているという事実に驚いた。売れないという理由も納得できない」と本音を吐露した。

店員は妻に「外国人が、海外よりも安い値段でカバンを買い、その後、外国で高く転売するのが問題になっている」と説明したという。

外国人による転売問題を受け、店員が懲戒処分を受けたことがあるといい、本社から「韓国人だけに販売」するよう指示が出されたという。

A氏は「特定の人にだけ販売しないということが、果たして正当なのだろうか。問題があるのならば、価格の修正や販売の見直しで解決すべきだ。外国人、韓国人で分けて販売、流通させるのは常識外だ」と憤った。

ネットユーザーからは「外国人の転売者のせいで規定が作られてしまったのだろう」「行商人が多いためだ。時間がある時に、妻と一緒にショッピングに行って購買するしかない」などの声が上がった。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular