2024 年 7月 27日 (土)
ホーム社会韓国・現職教師「国際結婚は恐ろしい。子どもはハングルがわからない」というNG投稿…批判続出

韓国・現職教師「国際結婚は恐ろしい。子どもはハングルがわからない」というNG投稿…批判続出

(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY

「教師の立場から見ると、国際結婚はとても恐ろしい」。韓国のあるオンラインコミュニティに最近、現職教師によるこうした書き込みがあり、議論になっている。

投稿は「個人的に売買婚を悪く見るのではない」としながらも「それが未来につながる結婚であれば、相手がどんな人種だろうが、金銭のやりとりが発生しようが、婚姻と新たな命の誕生は尊重しなければならない」と前置きした。

そのうえで「東南アジアの女性を“買ってくる”形の国際結婚はとても恐ろしい。子どもが小学校4年になっても韓国語を話せない。母親は韓国語ができず、父親も教育水準が低く家庭教育をやらないため、韓国語も話せない子がとても多い」と指摘する。

投稿では、細かい記述や文法を間違えるというレベルではなく長文が読めないため、こうした子どもたちが将来、スラムを形成し、反社会的な傾向を持ち、結果的に社会的費用がかかる――という小学校教師の意見も紹介している。

これに対し、ネットユーザーからは批判的な言葉が相次いだ。

「新婦が社会に適応できるように支援すべきだが、韓国語が上手になると家から逃げてしまうと恐れているのではないか。女性を子どもを産む機械として扱っている」

「子どもの母親が韓国語ができなければ、子どもに言葉を教えることができないのは当然だ。男性が教えて教育すればいいのに、母親に任せるのはおかしい」

現職教師というあるネットユーザーはこんな書き込みをした。「多文化家庭の子どもを教えたことがある。1年生でまだ韓国語がほとんどできなかったが、学年末には書き方と読み方が一定可能な水準になった。高学年で全校副会長になるまで成長した。子どもに勉強する意思さえあれば学習能力は育てられる。国際結婚に対する制度的支援がないことが問題であり、子どもたちの問題ではない」

(c)MONEYTODAY

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