2024 年 9月 14日 (土)
ホーム国際韓国・現代自動車傘下企業の4足歩行ロボット、BMW英工場に投入

韓国・現代自動車傘下企業の4足歩行ロボット、BMW英工場に投入

4足歩行ロボット「スポット」=BMW提供(c)news1

韓国の現代(ヒョンデ)自動車傘下「ボストン・ダイナミクス」が開発した4足歩行ロボット「スポット」(SPOT)がBMWの工場に投入される。

BMWグループがスポットを導入したのは英国バーミンガム郊外にある工場。テストに約1年かかった。

その工場ではBMWの最新型3気筒と4気筒のガソリンエンジンや主要部品を加工生産。2001年に稼動を始め、現在1600人余りが働いている。

スポットはセンサーで動き、工場の隅々を巡回。メンテナンスを支援する一方、工場と同じ環境を具現する仮想模型データを収集する。

ボストンダイナミックスのマルコ・ダ・シルバ開発責任者は「工場の環境は4足歩行ロボットが検査するのに適した環境だ」と話す。BMW関係者は「スポットは膨大な量の維持管理作業をこなせる。収集したデータを活用する上で中枢的な役割を果たすだろう」と述べた。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular