2024 年 10月 13日 (日)
ホーム社会韓国・無人店舗で冷凍庫の扉が開いたまま「アイス・冷凍食品、ほぼ溶ける」災難…責任の所在はどこに

韓国・無人店舗で冷凍庫の扉が開いたまま「アイス・冷凍食品、ほぼ溶ける」災難…責任の所在はどこに

JTBC事件班長キャプチャー(c)MONEYTODAY

韓国の無人店舗で子どもが冷凍庫の扉を完全に閉めなかったばかりに数十万円の損害が発生した事例が11日のJTBC「事件班長」で報じられた。

先月14日、無人店舗で幼い兄弟がアイスカップを購入するため冷凍庫を開けた。しかし、扉は完全に閉まらず、約1時間半放置された結果、冷凍庫内のアイスカップや冷凍食品がほぼ全部溶けてしまった。被害額は約30万ウォン(約3万3000円)。

店舗の経営者は被害を確認後、子どもに連絡し「冷凍庫が開いていたため、アイスが溶けてしまった」と説明。以前も同様の事例があり、その際は親からの謝罪のみで済ませたが、今回は親に防犯カメラの映像を送り、状況を伝えた。

しかし、親の反応は冷たかった。「子どもが遊んでいたわけではないし、冷凍庫が適切に閉まらない状況が問題だ」とし、保険会社に責任を問うよう求めた。経営者が提示した損害額14万200ウォン(約1万5000円)に納得せず、減額を求めた。

数日後、経営者はSNSで自分に批判が集まっていることを知り、困惑した。母親が経緯をSNSで明かしていたからだ。

母親は「事件班長」の取材に「経営者が最初に子どもに連絡したことが不快だった。損害賠償を要求される印象を受けた」と述べた。経営者は「映像は削除されたが、どうすればよいか混乱している」と嘆いた。

(c)MONEYTODAY

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