韓国の済州(チェジュ)特別自治道はこのほど、西帰浦市(ソギポシ)にある公共休養林内の宿泊施設でトコジラミが見つかったと発表した。済州島での発見は初めて。
道の防疫当局によると、宿泊客が肩を虫に刺されたため保健所に連絡。現場で回収した虫を疾病管理庁で調べ、トコジラミと確認された。計7匹見つかったという。宿泊施設は消毒の上、臨時閉鎖された。
済州では昨年から今年1月末までに計10件のトコジラミの疑い通報があったが、他地域の漁船で見つかった1件以外はいずれも確認されず、今回が事実上道内では初の発見事例となった。
韓国では昨年、各地でトコジラミが発生して問題になったが、その件数は昨年12月第3週の47件から今年1月第4週には15件となり減少傾向にある。
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