韓国の金融監督院はこのほど、旧正月に際してお年玉支給イベントへの勧誘を装うスミッシングメールが流行しているとして予防措置に乗り出した。
昨年7月、金融監督院は金融会社本店352店、営業店1万7934店を結ぶ連絡網を構築し、新種の振り込め詐欺(電話金融詐欺)などが出た場合、情報共有できるようにした。
通信大手KTが主導するKバンクは同社を詐称したお年玉支給イベントのスミッシングメッセージが流布しつつあると金融監督院に報告した。
旧正月に際してイベントを実施する企業が増え、関連のスミッシングメールも増えている。コンビニのCUもホームページで同社を名乗るスミッシングメールが広がっていると注意を呼びかけた。
金融監督院関係者は「スミッシングメールが猛威を振るい、消費者被害が憂慮される」としている。
(c)MONEYTODAY