2024 年 12月 9日 (月)
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韓国・専攻医の集団離脱、「手術取り消された」患者から被害相談続々

大韓医師協会大講堂で開かれた2024年度緊急臨時代議員総会(c)news1

韓国政府の医学部増員方針を受け、専攻医の集団離脱が進む中、医療体系の見直しを求める声が上がっている。

保健福祉省によると、19日午後11時現在、主要100の修練病院(専攻医が経験を積むための医療機関)を調査したところ、病院所属専攻医の55%にあたる6415人が辞表を提出した。これら100の病院には、専攻医全体1万3000人の約95%が勤務している。

政府の相談窓口である「医師集団行動被害申告支援センター」には19日午後6時時点で、患者から計34件の被害相談事例が寄せられた。内訳は手術取り消し25件、診療予約取り消し4件、診療拒絶3件、入院遅延2件だった。専攻医の離脱が加速化する中、被害事例は今後も増える可能性が高い。

同省のパク・ミンス第2次官はこの日、ブリーフィングを通じ、「専攻医の皆さんは患者のもとに戻ってほしい」と呼びかけた

(c)news1

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