2024 年 5月 23日 (木)
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韓国・学齢人口急減で「期間制」教師が増加…5年で37%↑

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韓国で学齢人口が急減していることを受け、各市・道教育庁が小・中・高校の正教師(教育相が授与する資格を持つ教師)選抜規模を減らし、期間制教師割合が増加している傾向が明らかになった。

教育統計サービスによると、昨年、小・中・高校で勤めた期間制教師は計6万5756人で、5年前と比べて約37%増加した。今年も各教育庁が正教師の選抜を減らしており、期間制教師の割合が増えるものとみられる。

今年は、小学校に入学する児童が史上初めて30万人台に落ち込んだ。予備招集(準備のため入学前に登校すること)対象の小学校就学対象児童は36万9441人で、前年比4万人以上減少した。この年齢層が成長すると、中学校や高校の段階でも同じ現象が起きる見通しだ。

韓国の合計特殊出生率(女性1人が一生産むと予想される子どもの数)は0.72人で、特に最も低いソウル(0.55人)では衝撃が広がっている。

今年、ソウル市教育庁の小学校教師選抜人員は110人で、統計が公開された2008年以来の最低値となった。5年前の2020学年度と比べても70%減少した。ソウル小学校に入学する児童数も5万9492人で、史上初めて5万人台に下がった。

ソウル市教育庁関係者は「長期的に学級数が減ると、これに合わせて教員任用を減らすほかはない。正教師に選抜されても、実際に学校に配置するまで時間がかかるため、期間制の方が効果的だ」と説明した。

新規教師の流入数が減ったことで、教員の平均年齢も高くなっている。ソウル市教育庁の小・中・高教師(休職・期間制を含む)の中で60歳以上の割合は4.3%で、5年前(3.1%)比で1.2ポイント上がった。対称的に、25歳以上~30歳未満は10%から9.6%に、30歳以上~35歳未満は14.1%から13.5%に低下した。

正教師の門がますます狭くなる中、教育大学や師範大学出身の若者たちは、期間制教師でいったん勤めて、正教師任用に備えるよりも、他業種の求職活動に乗り出すだろうとの見方が広がっている。

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