「第1世代K-ビューティー」化粧品ロードショップブランドが相次いで黒字達成に成功し、業績が回復している。
ミーシャ(MISSHA)、チョゴンジン(CHOGONJIN)、アピュー(A’pieu)などを展開するエイブルシーエヌシーは昨年、連結決算で売り上げ2736億ウォン(1ウォン=約0.11円)を記録した。前年比10.4%増で、6四半期連続の成長だ。同期間の営業利益は114億ウォンで、前年比14.2%増加し、8四半期連続の黒字達成に成功した。
主力ブランドであるミーシャを中心に、アピュー、チョゴンジン、スティラ(STILA)、セラフィ(Cellapy)、ラポティセル(LAPOTHICELL)などターゲット顧客層別に多角化されたブランドポートフォリオを構築したのが実績上昇を牽引した。
欧州、米国、日本など海外市場を積極的に攻略し、ブランドリニューアルなどによってマーケティングを強化したことも実績改善の要因に挙げられる。
エイブルC&Cは昨年に続き、今年も収益性と売り上げの両方を確保するための成長戦略を強力に推進する予定だ。
エイブルC&Cは▽細分化された国別戦略やグローバルマーケティングを通じた海外市場成長持続▽6大主力ブランドをベースにチャンネル別顧客ニーズに合う商品開発を通じた内需市場多角化▽オペレーション高度化▽ESG経営強化――などを継続する。
イッツスキン(ItS SKIN)、チェイシングラビット(Chasin Rabbits)、ネオファーム(Neo Pharm)などを保有しているイッツハンブル(It’S Hanbul)の昨年の売り上げは1392億ウォンで、前年比6.5%増加した。営業利益は81億ウォンで、同期間67.5%増えた。当期純利益は281%急増した。
イッツハンブル関係者は「子会社ネオファームの実績が改善され、工場統合で生産効率性が向上したためだ」と説明した。
ネオファームは昨年、売り上げ971億ウォン、営業利益253億ウォンで、前年比それぞれ14.2%、18.0%成長した。
チェイシングラビットも外国人、MZ世代を中心に人気を集めている。実際、免税店にはチェイシングラビットを購入するために「オープンラン」現象が起きることもある。
イッツハンブルは今年、国内だけでなく海外市場を積極的に攻略し、売り上げアップに努める。イッツハンブルの関係者は「チェイシングラビット、イッツスキンのグローバル売り上げを拡大する戦略だ。チェイシングラビットの場合、内需もつかむために多様な活動を準備している」と話した。
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