2025 年 9月 26日 (金)
ホーム経済不動産韓国・元サムスン会長の邸宅を買ったのは…鉄鋼企業会長の女性とその“次世代”

韓国・元サムスン会長の邸宅を買ったのは…鉄鋼企業会長の女性とその“次世代”

2024年11月29日、ソウル峨山病院に3億ウォンを寄付した後、記念撮影に臨むカン・ナヨン会長=ソウル峨山病院(c)MONEYTODAY

韓国サムスン電子会長を務めた故イ・ゴニ(李健熙)氏が所有していたソウル・梨泰院の邸宅が、エネルギー・鉄鋼貿易会社「テファ・ホールディングス」を率いるカン・ナヨン会長と、その子ども(2014年生)名義で2025年6月に228億ウォン(約24億1224万円)で売却されたことが判明した。

登記簿によると、カン会長は2025年6月13日にこの物件を契約し、3カ月後の9月12日に残金を支払い所有権を取得した。持ち分は本人が85%、子どもが15%で、取引は全額自己資金とみられ、抵当権の設定はなかった。

テファ・ホールディングスは2013年設立の貿易企業で、ロシア・インドネシア・オーストラリアなどから資源を輸入し、アジア市場に供給している。カン会長は昨年、ソウル峨山病院に3億ウォン(約3174万円)を寄付するなど公益活動にも関わっている。

今回売却された邸宅は、イ・ゴニ氏が2010年に約82億ウォン(約8億6756万円)で購入し、2020年に亡くなった後には妻ホン・ラヒ氏と、子のイ・ジェヨン(李在鎔)サムスン電子会長、イ・ブジン(李富真)ホテル新羅社長、イ・ソヒョン(李瑞賢)サムスン物産社長が共同で相続していた。

敷地面積は約1073平方メートル(325坪)、延べ床面積は496平方メートル(150坪)。今回の取引価格はイ・ゴニ氏の購入額より約145億ウォン(約15億3410万円)高く、3.3平方メートル当たり約7000万ウォン(約7406万円)に達した。

(c)MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular