韓国で物価高が長期化するにつれ、コストパフォーマンスを追求する消費者が増えている。SNSを中心に若者の間で昨年ブレークしたノーブランドバーガーの「ジャージャーバーガー」が好例だ。
新世界フードが運営するノーブランドバーガーが11月発売したジャージャーバーガーは、約1カ月で30万個以上売れた。人気の最大の要因は価格だ。ジャージャーバーガーは単品で2900ウォン(約319円)、セットで注文しても5000ウォン(約550円)だ。「ジャージャー麺とハンバーガーの出会い」という異色の組み合わせも興味を引いた。
SPCグループが運営するパリバゲットは昨年、クリスマスケーキを発売した。12月24日に発売されたハッピーメリーシリーズ3種の販売数は同18日までに10万個を突破した。
イーマート内の「ブランジェリー」と「イーベーカリー」で販売されている1万ウォン(約1100円)前後のベーカリー製品の売り上げも前年同期比15%増加した。特に「コッカケーキ」は注文が大きく増え、一昨年、同一価格で発売した「パンパンダックケーキ」より予約が35%多い。
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