
韓国ロッテグループは6日、ホールディングスを含む38の系列会社の取締役会を開き、2024年定期役員人事を決めた。
主眼は▽若いリーダーの登用▽核心人材の再配置▽グローバル力量や女性リーダーシップ強化――など。中でも外部専門家の迎え入れの拡大が挙げられる。
ロッテグループのシン・ドンビン会長は2年前の人事で系列会社に外部人材を登用する異例の人事を断行。グループ内にはびこっていた純血主義に変化をもたらした。今年もこの路線を継続した。
今回は、ロッテ物産の代表取締役にチャン・ジェフン氏(JLLコリア代表)、ロッテeコマースの代表にパク・イクジン氏(アフィニティ・パートナーズ・グローバル・オペレーション・グループ総括ヘッド)、ロッテAMCの代表取締役にキム・ソヨン氏(HLリッツ運用代表)をそれぞれ内定した。
ロッテグローバルロジスティクス代表取締役も外部から物流の専門家を迎え入れ、選任手続きを進めている。
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