
韓国ファッション業界は昨年、「AMI PARIS(アミパリス)」や「メゾンキツネ」のような新ブランドブームで相当な利益を得た。業界はこれに続く新たなブランド探しに乗り出している。
アパレルのLFはフランスのデザイナーブランド「パトゥ」を韓国で立ち上げた。MZ世代に好まれる海外のラグジュアリーブランドを持続的に強化していく。
LFは現在、輸入ファッションブランドのイザベルマランやヴィンスなどを展開しているが、今年上半期中に首都圏百貨店にパトゥの売り場を出し、流通網を拡大する方針だ。
昨年、アミやメゾンキツネが2桁以上の成長を見せたサムスン物産のファッション部門では今年、ジャックムスやガニー、スタジオニコルソンなど新ブランドが人気を集めている。
ジャックムスは昨年10月、現代百貨店貿易センター店に初の公式売場をオープンした。コペンハーゲンのファッションブランドのガニーも同時期、国内初の単独売り場を新世界(シンセゲ)百貨店江南店にオープンしている。
TIME(タイム)、MINE(マイン)など独自ブランドのポートフォリオがしっかりしているハンソムも今年、海外新ブランドの発掘と育成に集中することにした。
昨年はアワーレガシ、トーテム、ガブリエラ ハースト、ベロニカ・ビアードと国内独占流通契約を締結。ハンソム関係者は「ソウル主要百貨店を中心にこれら新ブランドの営業網も順次拡大している」と話した。
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