2026 年 1月 29日 (木)
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韓国ファッションプラットフォーム、ビューティー事業を拡大…グローバル進出と成長の足がかりに

ムシンサ、エイブルリー提供(c)news1

韓国のムシンサやエイブルリー、Wコンセプトなどファッションプラットフォームが、2026年に入りビューティー事業をさらに拡大する方針を打ち出した。MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を中心とした既存ユーザーのロイヤルティを強化しつつ、ポートフォリオの多様化によって新規顧客の獲得と収益拡大を図る戦略だ。

業界によると、ムシンサは自社ビューティーブランド「オッドタイプ(Odd Type)」のグローバル展開を加速させている。2025年9月にマレーシア進出を果たしたのに続き、最近ではシンガポールの代表的なH&B(ヘルス&ビューティー)ストア「ガーディアンズ」に入店した。

同ブランドは、昨年1月から11月までの累計取引額が前年同期比150%以上の成長率を記録。これに自信を得たムシンサは、10代後半〜20代前半(17~21歳)をターゲットにした新ビューティーブランド「ウィッチー(Witchy)」を立ち上げた。2025年11月には日本の「ドン・キホーテ」に入店し、海外市場へも本格的に進出した。

競争力強化の一環として、ムシンサは昨年9月、世界的化粧品ODMメーカー「コスマックス」と戦略的パートナーシップを締結。新原料の共同開発や新製品の生産など、多角的な協業体制を築いている。

月間アクティブユーザー(MAU)1000万人超のスタイルコマース「エイブルリー」は、Z世代とα世代を合わせた「Zα世代」を基盤に、インディーブランドの成長を後押ししている。これまでに「ヒンス」「ムジゲマンション」「ザセム」「アッテビューティー」「マミケア」「AOU」などが同プラットフォームを通じて紹介された。

また、2025年10月からはパートナー企業と協力し、10〜20代向けの自社ビューティーブランド(PB)事業を本格化。PB専用ゾーンを開設し、商品生産・在庫管理・マーケティングに注力する。

さらに、エイブルリーが運営するメンズファッションプラットフォーム「4910」も、最近ビューティーカテゴリーを公開した。身だしなみに関心を持つ「グルーミング男子」の増加を背景に、メンズビューティー市場の成長に本格参入する。

試験運営を始めた2025年8月からの4カ月間で、ビューティー商品の取引額は約3倍、注文数と購入者数もそれぞれ約2.5倍に増加したという。

新世界グループ傘下の「Wコンセプト」もビューティーを戦略カテゴリーと位置づけ、入店ブランドを拡大。高機能性製品や美容機器カテゴリーの強化を進める。

2025年10月に開催された「ビューティーフェスタ」では、約1000ブランドが参加し、共同開発による限定商品を披露するなど、積極的な展開が続いている。

業界関係者は「ファッションプラットフォームによるビューティー事業の競争は、今年さらに激化する。Kビューティーブームに乗じて、グローバル進出と売り上げ拡大を目指す戦略事業として定着するだろう」と見通しを語っている。

(c)news1

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