2024 年 11月 13日 (水)
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韓国ビューティー業界の第3四半期…中国への依存度で明暗くっきり

新羅免税店済州店でショッピングするクルーズ船乗客(c)news1

韓国ビューティー業界が一斉に今年第3四半期の実績を発表するなか、中国への依存度によって明暗がくっきり分かれた。

愛敬(エギョン)産業が堅調な成長を続けているのに対し、LG生活健康とアモーレパシフィックは振るわぬ中国市場と免税不振で依然苦戦が続いている。

化粧品事業だけを見れば、その傾向は顕著だ。

愛敬産業の今年第3四半期の売り上げは前年同期比7.6%増の1739億ウォン(1ウォン=約0.11円)、営業利益は20.5%増の184億ウォン。化粧品事業の第3四半期の売り上げは9.2%増の602億ウォンを記録した。

新型コロナウイルス禍を機にグローバル化やデジタル中心の成長、プレミアム拡大を強化したことが奏功した形だ。

一方、アモーレパシフィックグループは今年第3四半期に9633億ウォンの売り上げと288億ウォンの営業利益を上げた。前年同期比それぞれ5.7%、12.7%減少した。免税、グローバルeコマース、中国市場などで売り上げが下落した影響を受けた。

LG生活健康は市場の期待値を大きく下回る成績だった。依然として中国市場から抜け出せず、第3四半期の売り上げは前年同期比6.6%減の1兆7462億ウォン、営業利益は32.4%減の1285億ウォンだった。

(c)news1

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